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開催場所

【東京】 東京都水道歴史館 3Fレクチャーホールほか（東京都文京区本郷2-7-1）

告知サイト

https://www.suidorekishi.jp/event/exhibition

開催データ

遺された江戸上水の史跡をめぐる
～令和7年度 上水記展～

要約するとこんなイベント！

・年に1度の『上水記』特別公開
・「玉川上水」に関する写真や資料も展示
・西新宿にあった「淀橋浄水場」の回顧展も

「遺された江戸上水の史跡をめぐる」とは

東京都の水道史が分かる貴重スポット「東京都水道歴史館」は、寛政3年（1791年）の江戸時代に完成した水道（＝上水）の記録書物である『上水記』（全10巻）をすべて揃える日本唯一のスポットです。

『上水記』全10巻／東京都水道歴史館所蔵

この古文書は、東京都指定有形文化財に指定されるなど、歴史的価値の高い重要な資料のため、通常一般には公開されていませんが、毎年東京都が行っている「東京文化財ウィーク」に合わせて、年に1度一定期間のみ公開されています。

『上水記』を一般公開するにあたり、同館では毎年テーマを変えて展示をおこなっていますが、今回は江戸時代前期に設置され、明治34年（1901年）まで使われた「玉川上水」等をフォーカス。

現在の羽村取水堰（東京都羽村市）

会場では、現在当時の面影を残す場所はごくわずかとなってそれらを、写真や関連資料とともに紹介。江戸の人々の生活を支えた上水と、現在に残された史跡をたどりながら、東京水道400年の歩みを見つめます。

同時開催イベントも

淀橋浄水場 全景

東京を支えた近代水道事業初の浄水場として、現在の西新宿に造られた「淀橋浄水場」。明治31年（1898年）から東京各所へ給水を行っていましたが、東村山浄水場への機能移転により約70年の役目を終え廃止（廃庁）されました。

同時開催となる展覧会「記録写真で振り返る淀橋浄水場－廃庁60年－」は、昭和40年（1965年）3月の廃庁から60年となることにあわせ開催される写真展。明治～大正時代に撮影された貴重な写真のほか、場内の様子が掲載された刊行物等を展示し当時を回顧します。

併せてご覧あれ。

行き方は!?