【ザ・スヌーピー展】 原画多数! “スヌーピー”をもっと知る、好きになる企画展。コラボメニューも♪

町田にある人気スポット『スヌーピーミュージアム』で、最新の企画展がスタート! 今回の主役は、意外なことにいままで企画展であまりフォーカスされていなかった“スヌーピー”。その魅力を改めて知る、約半年間のロングランイベントです! 《2026.3.1まで》
*掲載情報は2025年9月5日開催の内覧会時点の情報で、内容を保証するものではありません。
*掲載写真は編集部による(一部除く)。
© Peanuts Worldwide LLC
*最終記事更新:2025年9月12日
イベント概要
『ザ・スヌーピー展 〜世界のともだちになった犬。〜』
開催地スヌーピーミュージアム(東京都町田市鶴間3-1-4 グランベリーパーク内)
開催期間2025年9月6日(土)~2026年3月1日(日)
開館時間平日/10:00~18:00、土日祝/10:00~19:00
鑑賞料通常入館料のみで鑑賞可能
休館日2026年1月1日、2月17日
最寄り駅田園都市線「南町田グランベリーパーク駅」より徒歩4分
主催スヌーピーミュージアム
告知サイトhttps://snoopymuseum.tokyo/
【ザ・スヌーピー展】とは!?

カリフォルニアのサンタローザにある「シュルツ美術館」の、世界で唯一の“サテライトミュージアム(分館)”であり、スヌーピーが登場することで知られる「ピーナッツ」コミックのファンから親しまれているスポット『スヌーピーミュージアム』で開催の最新企画展です。
同館では半期に1度程度のペースで、「ピーナッツ」コミックの原作者であるチャールズ・M・シュルツさんが描いた“原画”を集めた企画展を開催していますが、最新イベントとなる今回のテーマはずばり“スヌーピー”。
『スヌーピーミュージアム』では、現在の町田に移転する前の六本木時代から数え、過去10数回企画展を開催しているのですが、意外なことに、“スヌーピー”を主役にした企画は過去1度きりなんです。
つまり今回が通算2回め。
展覧会をプロデュースするクリエイティブディレクターの草刈さんによれば、世の中には、目にしない日がないほど、(グッズなどで)スヌーピーに出会うものの、改めて考えてみると、スヌーピーは「ピーナッツ」コミックにどんな風に登場し、どんな風に描かれ、どう変わってきたのかを知っている人はじつは少ない!? とのこと。

左はクリエイティブディレクターの草刈さん、右はアメリカの「シュルツ美術館」から来日したレクライトさん。レクライトさんは、「ピーナッツ」の国内外の展覧会の企画製作等を担当されています。
今回の展覧会は、「(知っていてほしい)当たり前から離れてしまっているいま、改めて基本に戻る(切っ掛けに)」と草刈さん。もっと多くの方にスヌーピーのことを知ってもらい、さらに好きになってもらえばと企画されました。

会場は「スヌーピーミュージアム」内にある展示室。通常入館料のみで鑑賞可能です。
『スヌーピーミュージアム』がスヌーピー“だらけ”に!

今回の展覧会開催と同時に、施設である「スヌーピーミュージアム」がさらにパワーアップ! もっと、スヌーピー“だらけ”になりました。
75周年に75の貴重資料が揃う

「ピーナッツ」コミックは、1950年(昭和25年)10月2日にアメリカの新聞7誌で連載が始まりましたが、展覧会の主役である“スヌーピー”が誌面にはじめて登場したのは、連載開始3日目の10月4日でした。
スヌーピーといえばあのデザインと、みなさんが想像するカタチがあるかと思いますが、その多くは、(連載が進むなかで少しずつ変わってきた)豊かに感情を表すようになった人間のような姿ではないでしょうか!?
じつはスヌーピーは、当初からそういった描かれ方ではなく、連載初期は”四足歩行”のかわいらしい子犬だったんです。

同じスヌーピーでも時代により描かれ方が違い、当初「ペット」だったスヌーピーは、次第に「キャラクター化」。会場では変化していく様を楽しめます。
今回の展覧会では、そんな初期の”四足歩行”時代のスヌーピーに出会える原画から、笑って怒って悲しんでと、少しずつ感情を表すようになり、多くの方が頭に浮かべるあのカタチとなっていった様子がうかがえる原画まで幅広く展示。貴重資料を通じて、スヌーピーの魅力を知る特別展です。
展示されるのは、原画を中心に一部関連資料を含め75点。
「75」は縁がある数字で、2025年が連載開始からジャスト「75年」であるだけでなく、原作者であるシュルツさんが半世紀に渡る連載期間中、誕生日プレゼントとして唯一お休みをとったのが「75歳」なんです。
ちなみにシュルツさんは、先の休暇を除き1日も休むことなくたったひとりで作画を続けました。生涯発表した「ピーナッツ」コミックは、なんと1万8000日分にも及ぶそうです!
5つのセクションで展開
4本の足で歩き、しゃべりもしない単なる犬だったものの、読者を魅了するに充分な愛くるしくユーモアを秘めた存在であった「初期」の時代を皮切りに、いろいろな職業になりきりスヌーピーなら“なんにでもなれる”という「変身」能力や、連載が進むに連れ豊かとなっていった喜怒哀楽の「感情」を見つめつつ……
頭を横にできるならどこでも休める、犬であったことを再認識させる「眠る」スヌーピー、さらにスヌーピーと切っても切り離せない存在である、丸頭のお友達「チャーリー・ブラウン」という、大きく5つのセクションで展開されます。
展示は一部除き、原画がメイン。凝視すると、作画時の筆使いや墨の色ムラなど見て取れるほか、同じ画角をコピーし貼り込んでいる、思わず「そうなっているんだ」となる発見も。食い入るようにご覧あれ。
紹介はほんの一部ですが、少しご紹介すると……。
“四足歩行”のスヌーピー


変身するスヌーピー


感情があふれるスヌーピー


犬だから寝るスヌーピー


ともだちとスヌーピー


「コミック」原画以外の展示も
誌面を彩った多数の原画以外にも、スヌーピーを知る様々な展示が用意されており、例えば……。

掲載新聞・日曜版 *写真は60年代から80年代のもの。
実際に発行されたカラー印刷となる「日曜版」の掲載誌が額装されていたり……

水彩画
「ピーナッツ」コミックではない、水彩画やドローイング作品の原画があったり……

展示室の途中には、ご覧のようなフォトスポットも!

「日曜版」の掲載誌を再現した、特別なリーフレットを片手に写真撮影が楽しめます。*リーフレットは要返却
企画展連動コラボメニュー

「スヌーピーミュージアム」の真向かいにあるレストランカフェ「PEANUTS Cafe」では、通常メニューとは別に、今回の企画展にあわせた特別メニューを期間限定で提供中です!
提供期間は、企画展と同じ2025年9月6日〜2026年3月1日。
実際に楽しめるのは……

*素材提供/スヌーピーミュージアム
「ザ・スヌーピーバーガーバスケット」2420円
「PEANUTS Cafe」の焼き印が目印の、ボリューム満点のチキンバーガーセット「ザ・スヌーピーバーガーバスケット」。

バンズ(パン)からはみ出すチキンをタルタルソースでいただく、かなり濃厚なもの。編集部計測では、そのサイズはなんと横幅13㎝×高さ10㎝もありました!
注目はバスケット内に含まれるサラダ。よーく見ると、なんとスヌーピーのカタチをした紅芯大根がイン。バーガーを包むための(使うのがもったいない)袋にも、スヌーピーがプリントされていたりと心憎い演出も。
バスケット内には、そのほかにオニオンリングやフライドポテトが入っています。

*素材提供/スヌーピーミュージアム
「ザ・スヌーピーパンケーキ」1518円
企画展のメインビジュアルに使われたスヌーピーをあしらった、特製パンケーキ。バナナやいちご、そしてアイス付きでの提供です!

*素材提供/スヌーピーミュージアム
「スヌーピーの焼きマシュマロラテ」946円
「スヌーピーの焼きマシュマロラテ」は、同店の定番として人気となっている「焼きマシュマロラテ」のスヌーピー特別バージョン。
焼きマシュマロのほか、チョコソースやアーモンドをトッピング。表情豊かなスヌーピーが印刷されたプレートはモナカ。どこから手を付けるか迷ってしまう逸品です!
「PEANUTS Cafe」、お店を紹介中!
2024年1月取材時点の記事となりますが、お店の様子はこちらでさらに詳細をリポート中。あわせてご覧あれ。
「ハロウィーン」企画も!
紹介した企画展と並行して、「スヌーピーミュージアム」では「ハッピー・ハロウィーン」と称したシーズンイベントを開催中。開催期間は2025年9月6日〜10月31日。

期間中は、館内にハロウィーンを連想させるパネル等が追加されるほか、館内ショップで限定グッズを販売。オリジナルスタンプ製作サービスに限定デザインが登場といろいろあり。
「PEANUTS Cafe」ではもちろんコラボメニューも。

*素材提供/スヌーピーミュージアム
「ライナスの “GREAT PUMPKIN”ケーキ 」(1540円)と、「スヌーピーの “TRICK OR TREAT” チョコバナナミルクセーキ 」(1034円)の2品が期間限定で味わえます♪
レポートまとめ♪

・“スヌーピー”を知る貴重資料多数登場の企画展
・展示総数は、原画を含め全部で75点
・真向かいのカフェではコラボメニューも!
いかがでしょう!? スヌーピーを知っている方は改めて、知らない方はより好きになるための切っ掛けとして、今回の企画展を楽しんでは!? まずはカフェ目当てで訪れてみてもいいかも。
今回ご紹介した記事は
いかがでしたか?
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