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『ガチャガチャ展』を見に、丸ビルへ行こう! 製作小話、幻ネタ、実物展示、新製品の先行販売など、見所満載♪

子どもはもちろん、大人もドハマリするカプセルトイの世界を展観する話題展に早速行って来ました! 場所は東京駅の目の前にある丸ビル。会期短めですのでお急ぎあれ!《2025.8.15まで》
*掲載情報は2025年7月25日開催の内覧会時点の情報で、内容を保証するものではありません。
*掲載写真はすべて編集部による。
イベント概要
『60周年記念 ガチャガチャ展』
開催地丸ビルホール(東京都千代田区丸の内2-4-1 丸ビル7F)
開催期間2025年7月26日(土)~8月15日(金)
開催時間10:00~19:00 *最終入館/閉場30分前まで *最終日は17:00閉場
当日入場料【一般】1200円、【高校生】1000円、【小中学生】800円
休催日会期中無休
最寄り駅JR「東京駅」丸の内中央口より徒歩5分
主催ガチャガチャ展実行委員会
告知サイトhttps://www.marunouchi.com/pickup/event/6650/
【ガチャガチャ展】とは!?

コイン(お金)を入れてダイヤルを回し、ガチャッと出てくるカプセルに胸躍らせる。ちょっとしたゲームでもあり、なにが出るかに一喜一憂するその時間すら楽しい。
「ガチャガチャ展」は、老若男女に支持されているそんな「カプセルトイ」の世界を、様々な視点から紐解く話題イベントです!
カプセルトイは日本の発祥と思っている方も多いかもしれませんが、じつは生まれはアメリカなんです。ご存じでした!?
日本に上陸したのは、いまから60年前の1965年2月。“コインを入れてカプセルが出る”という仕組み自体は上陸時から変わっていませんが、景品となるおもちゃの品揃えやクオリティなどは日本で独自に進化・発展。
その市場規模は年々大きく拡大しており、イベントの監修を務められた日本ガチャガチャ協会の小野尾代表理事によると、直近の2024年度で1400億円を売り上げ、専門店だけで1300店も存在。新製品は月に500〜600点も登場しているそう!
現在、第4次ブーム到来中とかつてないほどに盛り上がっているそうで、約2年たらずで専門店の数が倍以上に拡大するなど、凄まじい勢いで伸びている*んです。
*ちなみに2023年度は1100億円、2022年度は610億円。1年で倍近くまで売り上げが急上昇した理由は、専門店の急拡大が一因とのこと。
今回、東京駅の駅前にある「丸ビル」で開催されるイベントは、そんなカプセルトイの上陸60周年を記念して企画されたもの。

先の小野尾代表理事によれば、現在業界には50以上の専門メーカーが存在するそうですが、今回はそのうち11社がイベントに参加。
各メーカー珠玉のこだわりカプセルトイが一堂に集まるほか、メーカーとしてのこだわりや非公開資料、開発裏話など、単純にガチャに興じるだけでは分からない裏側が覗けてしまうんです!

会場には、1965年に初上陸した際のガチャ初号機「BIG BOY」の実機展示も!
11メーカーのモノ作り探訪!
ちなみに前置きしておきますが、今回のイベントは、カプセルトイの歴史を深掘りするヒストリー(懐古)イベントでは基本ありません!
昔懐かしい、マニア必見のカプセルトイがズラーッと並ぶアーカイブ的なイベントではなく、現在のカプセルトイ業界を、現在の視点で紹介する内容となっています。
現在50歳前後の昭和世代の方にとって、ガチャといえばキン肉マン消しゴム(キンケシ)を思い浮かべる方も多いかと思いますが、それら昔懐かしい系の展示はほぼありませんのであしからず。
イベントに参加するメーカーは全部で11社。メーカーごとにエリア分けされており、それぞれの解説やこだわりなどを、実際に手掛けたカプセルトイとともに紹介していく展開です。

コップのフチ子シリーズを大ヒットさせた「キタンクラブ」など、緻密かつオリジナリティの高いメーカー陣を多く揃えたとのこと。
ガチャをする際、メーカーで選ぶ方はかなりのマニアと思いますが、「あのカプセルトイは、○○を作っていた□□社のものだったのか〜」など、気が付かなかった発見がきっとあるはずです。

メーカーエリアには、パネル展示のほか、商品として実際に市場を賑わせたカプセルトイも数多く展示されており……。

どこかで見たことがあるような物をモチーフとしたものから……

こんな物までと驚くものや、その発想力・着眼点に感心してみたり……

あまりの緻密な構造と再現力に、「ひぇ〜」と驚いてみたり……

全種類コンプリートしてみたくなるものなど、400シリーズあまりの現物が展示されています! 見ているだけでもワクワクしますよ〜。
パネル展示も必見!

各メーカーエリアにあるパネルも、ぜひ隅々まで熟読あれ。メーカーの個性やこだわりが、QA形式で分かる内容となっており、なかには……

思わず「へぇ」が連発しそうな製作過程の秘話が、門外不出の貴重資料とともに覗けたり……

製作過程を写真解説付きのパネルで知ることができたりと、興味深い内容が多数あります!

業界ではカプセルそのものも変えていこうという動きがあり、「K2ステーション」では、デンプンとパルプによる「ecoポン」という世界初の紙カプセルを開発! こんな情報が得られるのも「ガチャガチャ展」の特長です。
幻のカプセルトイ!?

さらに注目したいのが、企画されたものの、様々な理由から商品化が見送られた「幻のカプセルトイ」の情報がメーカーごとに公開されていること!
かなり興味深い内容となっていますので、お見逃しなく。
最新機種200台設置!
展示会場のもっとも目立つメインストリートには、左右に200台あまりのガチャを設置。そこにあるものは、実際に(お金を払って)楽しむことができます。
今回イベントに出展したメーカーの商品以外にもあるそうで、なかには、近日正式発売予定の最新ガチャも!

先行販売ガチャは10数機あるそう。内覧会の時点では間に合いませんでしたが、イベント開始後は、どれが先行販売ガチャかが分かるポップを用意するとのことです。

イベント会場でしか挑戦できない、イベントオリジナルガチャも。参加11メーカーのロゴを使ったアクリルキーホルダーです。
必見のクリエイターモデルも!
会場に展示されているのは11メーカーだけでなく、様々な分野で活躍されているクリエイターさんが手掛けた、自分視点の提案型カプセルトイコーナーも。

ユニークな作品も多く、見応えありますよ〜。
ガチャ詰めポーチに入ろう!

「ガチャ詰めポーチ」ってご存じですか!?
中身が見えるクリアポーチに、獲得したお気に入りのカプセルトイを詰めて持ち歩くためのポーチなのですが、会場には、それを模した特大フォトスポットBOXが!
アナタ自身がポーチに入り、記念撮影を楽しめます。
トークイベントも!

会場奥には特設ステージがあり、日時指定でトークイベントを開催します。
日本ガチャガチャ協会の小野尾代表理事が、ゲストとともにガチャについての興味深いお話をされる必見のイベントです。
トークイベントはイベント入場料に含まれますが、開催は土日祝限定。「土日祝は、『ガチャガチャ展』自体の入場が、日時指定の事前予約制となっています。トークイベントも鑑賞されたい場合は、開催時間にあわせて予約を取る必要があります」(by 主催者)とのこと。ご注意を。
詳細は告知サイトでご確認ください。
オリジナルグッズもあり!

イベント開催にあわせ製作したオリジナルグッズも複数あります!
なんともシュールな、シンプルなデザインが特長。トートバッグやフラットポーチ、Tシャツ、缶バッジなどが用意されていますが、グッズのデザインはカプセルトイブランド「灰色メロン」が担当されました。
ちなみに物販エリア*は会場外にあり、展覧会の入場券有無に関わらずどなたでも利用可能とのことです。
*物販エリアには、50台あまりのガチャも用意されています。
レポートまとめ♪

・最新のガチャ文化を知る、上陸60周年記念イベント
・11のメーカーと5人のクリエイターが参加
・現品展示、約200台のガチャ、トークイベントなど、コンテンツ多数
いかがでしょう!? 老若男女に愛されるガチャを、メーカーくくりで見ていく今回のイベント。誰かに教えたくなる、「へぇ」なネタもいろいろ拾えますヨ〜。ちなみに展示内容は、全体的に大人向けといった印象です。
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