『大雄山線 駅舎カフェ 1の1』 旧大雄山線の管理事務所の改装で誕生した、レトロモダンな気になる新カフェについて!!
思わず長居したくなる味わい深いカフェが好きな方はもちろん、鉄道ファンのみなさんにも注目して欲しい新カフェが小田原に誕生です! 場所は旧大雄山線の管理事務所。レトロモダンな駅舎が味わい深いカフェになりました♪
*掲載内容は2022年12月9日発表の情報がベースとなっていますが、内容を保証するものではありません。
*掲載写真はすべて相州村の駅 広報事務局による。
スポット概要
大雄山線 駅舎カフェ 1の1
所在地神奈川県小田原市栄町1-1-1
オープン日2022年12月18日(日)
営業時間平日11:00~19:00(LO18:00)、土日祝10:00~20:00(LO19:00)
定休日不定休
アクセスJR「小田原駅」東口からスグ(徒歩1分)
公式サイトhttps://www.ekisyacafe.com
『大雄山線 駅舎カフェ 1の1』とは!?
神奈川県小田原市にある「小田原駅」と同県南足柄市にある「大雄山駅」を結ぶ、総駅数12の『大雄山線(だいゆうざんせん)』(運行:伊豆箱根鉄道)をご存じでしょうか!? 約9.6㎞の鉄道路線であり、12分間隔で3両編成の電車が運行。開業は1925年(大正14年)と、間もなく100周年を迎える地元の足として長く親しまれている鉄道です。
もともとは「大雄山 最乗寺」と呼ばれるお寺への参詣を目的とした「参詣鉄道」として誕生したそうで、小田原駅は参詣者が集う起点となる駅だったとのこと。「大雄山 最乗寺」は紅葉の名所としても有名です。
写真は1925年の、開業当時の「大雄山駅」の様子。
2022年12月18日(日)にオープンする今回の新カフェ『1の1(いちのいち)』は、そんな参詣者が多く集った小田原駅の真裏にあった、駅に隣接する旧大雄山線の「管理事務所」を改装して誕生した常設スポットです。
1992年をピークに利用者が減り続けている「大雄山線」の賑わいや活気を取り戻す切っ掛け作りとして企画されたもので、カウンターやトイレなど、ごく一部のみ張り替えているそうですが、基本的に元となる管理事務所の状態を維持したまま、座席数40のカフェにリノベーション。
建物外観も、入り口含め当時のままが維持されており、外壁も塗り直しなどせずと、極力昭和初期の雰囲気を残すように配慮された、1934年の小田原駅開業当時の雰囲気を忍ばせるレトロモダンな仕様となっています。
*現在すでに移転していますが、建物は管理事務所として2022年6月頃まで利用していたそう。
木目が多用された店内は、ほぼ事務所時代のまま。カフェに似つかわしくない(!?)デスクがある点も雰囲気を盛り上げます♪ 店内には昔を懐かしむ貴重な写真展示も。ちなみに中央のデスクは客席として、実際に利用できるとのこと。
テーマは「街のくつろぎ待合室」。古き良き、昭和の懐かしさを感じさせるなど、写真映えも十分。周囲が時代とともに少しずつ変わり続けるなか、そこだけ時間が止まっていたかのような風情ある雰囲気のなか、ゆっくりお楽しみあれ。流行の古民家カフェならぬ、「古事務所カフェ」(!?)として大きな話題を集めそうです♪
ちなみに場所は「小田原駅」からスグ。少し高台にありと、思わず足を運びたくなる特別感のある場所に位置しています。
店名の『1の1(いちのいち)』は、カフェの所在地である1丁目1番地が由来となっています。
店内はどんなカンジ!?
小田原駅に隣接することもあり、カフェにいると電車の発着音やホームのアナウンスが定期的に聞こえてきたりと、視覚だけでなく耳でも鉄道感も味わえるのですが、やはり気になるのは店内の様子。どんな装飾が施されているのかを紹介すると・・・。
「ダッチングマシン」と呼ばれる乗車券などに日付を印字する機械や、車内非常ベルがあったり・・・。
「大雄山線」を運行する「伊豆箱根鉄道」の電車運転レバーや速度計があったり・・・。
「伊豆箱根鉄道」で実際に使われていたつり革がオブジェとなるなど、激レア品が多数。
長く利用されてきた、時代を感じさせる「金庫」をフォトスポットに。お願いすると、スタッフさんが扉を開けてくれるそう!
ほかにも、かつて駅長さんが実際に利用されていたイスが客席の1つとして提供(予約不要・あいていればどなたでも利用可能)されたりと、鉄道ファンの方は嬉しい備品がズラリ! 店内には紹介以外にも注目の備品があるかも(!?)しれません。ぜひ現地でお確かめくださいませ。
メニューはどう!?
カフェ『1の1』は見た目や雰囲気だけのお店ではありません! シェフこだわりの本格メニューを楽しめる、味も見過ごせないお店なんです。
取り扱いメニューはじつに幅広く、フード&スイーツで45種類、ドリンクで35種類と、総勢80種類からお好みのメニューを選択できます。その一部をざっくり紹介すると・・・。
三浦赤たまごと足柄牛ハンバーグ・贅沢オムバーグ■1760円
三浦赤たまご とろけるスフレパンケーキ■1650円
三浦の赤たまご 鉄板焼きナポリタン・超もり盛り(2㎏)■2365円 *普通盛りあり(1045円)
湘南たたみいわしとアサリの和風ボンゴレ■1155円
守谷の食パンと三浦赤たまごのフレンチトースト■935円
黒いプリンソフト■650円
お子様プレート■880円
オリジナル駅舎弁当■1815円
・・・とボリューミーなものからキッズ系までいろいろ。
なかでも注目は「オリジナル駅舎弁当」。同じ小田原市内にある「国府津駅」がJR東海道本線ではじめて駅弁を売った駅とされるなど、小田原が駅弁とも縁が深いことから考案されたもので、カフェの自慢メニューを少量ずつ詰め込んだ贅沢仕様。駅弁というネーミングですが、これはイートイン専用メニュー。持ち帰りはできませんのでぜひ店内でお試しを!
ちなみに15時までの各種ランチセットもあります。
テイクアウトは!?
提供メニュー・ドリンクは基本イートイン専用。テイクアウトできるのは「駅舎プリン」と呼ばれる、レトロな小瓶に入ったオリジナルプリンのみ。お土産にどーぞ!
先に紹介したイートインメニューの1つである「黒いプリンソフト」は、この駅舎プリンの「黒いビターチョコプリン」のうえに、ブラックチョコソフトクリームを載せた店内限定メニューです♪
味は「カラメルプリン」「黒いビターチョコプリン」「コーヒー牛乳プリン」「クリームソーダプリン」「ミルクチョコプリン」の5種類。1両編成の電車風のボックスや、懸け紙や切符風のタグといった装飾にもこだわっています! ■単品/380円〜 ■1両編成(3個セット)/1400円〜
カフェで提供・販売されるのはフード&ドリンクメニューのみ。グッズ類の取り扱いはありません。支払いは現金、カード(VISA、マスター)、銀聯、交通系IC、IDが利用可能。
オープンプレゼント!
鉄道ファン必見! 駅舎カフェオープン記念として、カフェ利用者だけがもらえる限定の(昭和を思い出させる)硬券のプレゼントがあります!
配布は初日の12月18日(40枚)、24日(30枚)、25日(30枚)のみ。3日間トータルで100枚。希望者はスタッフにお声をかけてくださいとのこと! *なくなり次第終了
レポートまとめ♪
・昭和初期から残る駅舎をリノベーション
・ファン必見の“当時モノ”の鉄道アイテムが多数
・充実のフード&ドリンクメニュー
・こだわりのテイクアウトプリン♪
いかがでしょう!? 鉄道ファンの方はもちろん、カフェ巡りが趣味の方、ご家族の方など、小田原へ行く際にはぜひお立ち寄りあれ。場所は「改札外」ですので、どなたでも気軽に利用可能です!
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