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『のらくろであります!田河水泡と子供マンガの遊園地』 貴重な原画180点と書籍でたどる、昭和戦前の子供マンガ展! ストーリーマンガの原点「のらくろ」の凄さにも迫る! 9.18-11.24
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提供:川崎市市民ミュージアム
場所
【神奈川】 川崎市市民ミュージアム 企画展示室1&アートギャラリー1(神奈川県川崎市中原区等々力1-2)
告知サイト
https://www.kawasaki-museum.jp/exhibition/18152/
開催データ
のらくろであります!田河水泡と子供マンガの遊園地(ワンダーランド)
開館日 | 2019年9月18日(水)〜2019年11月24日(日) |
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休館日 | 毎週月曜日(ただし9月23日、10月14日、11月4日は開館)、 9月24日(火)、10月23日(水)、11月5日(火) |
開催時間 | 9:30~17:00(入場は閉館の30分前まで) |
入場料 | 【一般】700円 【学生・65歳以上】500円 中学生以下/無料 |
主催 | 川崎市市民ミュージアム |
田河水泡「漫画展覧会」原画(1950年)/川崎市市民ミュージアム蔵/(C)田河水泡/講談社
のらくろであります!田河水泡と子供マンガの遊園地(ワンダーランド)とは!?
明治から始まる子供向けマンガの歴史をふまえつつ、現在まで続くストーリーマンガへの多大な影響を与えた「のらくろ」や、その原作者である田河水泡(たがわすいほう)さんが生み出したそのほかのマンガにフォーカスし、戦前期のマンガやその後に残した足跡と影響を紹介する展示会です!
1936年(昭和11年)12月に創刊され、当時の子供たちが夢中になった絵本シリーズ『講談社の絵本』を彩った、長谷川町子さんなどのマンガ原画も多数展示されます。
そもそも「のらくろ」とは!?
主人公の野良犬黒吉(通称・のらくろ)が、犬の軍隊の中で失敗を繰り返しつつ、徐々に出世していくマンガ作品。1931(昭和6)年新年号から『少年倶楽部』(大日本雄弁会講談社)にて連載がスタートし、戦前としては異例の全10巻の単行本が刊行されたほか、アニメやレコード、グッズなども大量に作られるなど、現在に続くキャラクタービジネスの先駆けともなった、マンガ史を語るうえではずせないエポックな作品です!
宍戸左行「スピード太郎」原画(1936年)/川崎市市民ミュージアム蔵
井上一雄「バット君」単行本表紙原画(1947年)/川崎市市民ミュージアム蔵
原作者、田河水泡(たがわすいほう)さんとは!?
■本名:高見澤仲太郎■1899年2月10日-1989年12月12日■1931年(昭和6年)に連載が始まった「のらくろ」の空前の大ヒットで知られるマンガ家で、生まれは東京府東京市本所区本所林町(現在の東京都墨田区立川)。日本美術学校入学し、前衛芸術に傾倒。卒業後、広告や看板描きなどをして生計を立てていたなか、新作落語のほか、次第にマンガも描くようになりました。雑誌に掲載した作品をまとめた『漫画の缶詰』(1930)、『漫画常設館』(1931)で一躍人気作家となった稀代のマンガ家さんです。
「のらくろの玩具を手にした田河水泡」(1935年ごろ)/個人蔵/(C)田河水泡
「のらくろグッズと田河夫婦」(1934年)/個人蔵/(C)田河水泡
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のらくろ・アニメーション・マニアックス講座
「のらくろ」は戦前にアニメ化され、多くの海賊版も生み出されるなど一大ブームに。今展覧会では、知られざる貴重な「のらくろ」アニメを公開。戦前期アニメのディープな世界を、学芸員の解説付きでご覧頂けます!
●9月22日(日)14:00~(約90分)
●プリント提供:国立映画アーカイブ 協力:おもちゃ映画ミュージアム ●場所:1F 映像ホール/定員:270名/料金:無料/要観覧券/当日先着順 *開場は30分前
アクセスは!?
会場 | 川崎市市民ミュージアム 企画展示室1&アートギャラリー1(神奈川県川崎市中原区等々力1-2) |
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最寄り駅 | JR「武蔵小杉駅」北口1番乗り場から川崎市バスで約10分 |
最寄り駅 | 東急田園都市線「溝の口駅」北口3番乗り場から川崎市バスで約20分 |
アクセス法 | https://www.kawasaki-museum.jp/guide/ |
グーグルマップでの確認はコチラヘ |
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『昔のくらしと家庭の道具2019』 大正から昭和にかけてのくらしの変化を、生活道具の移り変わりとともに感じる企画展。9月3日〜