下地島空港【17END】 沖縄・下地島に行ったら立ち寄りたい、問答無用の超絶景スポット!
今回は、沖縄・宮古島列島の1つ「下地島」の玄関口である「下地島空港」の脇にある、絶景スポットを紹介! サマーシーズン以外にもぜひ立ち寄りたい！
＊掲載内容は2024年7月下旬時点の情報で、内容を保証するものではありません。
＊掲載写真はすべて編集部による。
スポット概要
『下地島空港・17END』
所在地沖縄県宮古島市伊良部佐和田
開放時間24時間
入場料無料
行き方下地島空港からクルマで15分
【下地島空港・17END】とは!?
南国ならではの「青い空」と「青い海」を、遮るものがほぼない超開放的な空間で味わう、沖縄「下地島」にある人気の絶景スポットです！
「下地島」は大小複数の島々からなる「宮古諸島」の一角をなす島。真横に隣接する「伊良部島」には、海を挟んだ向いにある「宮古島」とつなぐ、日本最長の無料通行の橋「伊良部大橋」（2015年開通）があることでも有名です。
「宮古島」から訪れる方も多いですが、「下地島」にも空港があります。
同空港は長く定期便の運航がなく、再開されたのは比較的最近となる2019年3月から。現在関東からは、成田空港からジェットスター航空やスカイマークのLCCが「下地島空港」行きの定期便を運航中です。
今回紹介する『17END』はそんな「下地島空港」の脇にある絶景スポット。空港施設の点検や工事などを行うために整備された、管理用通路です。
「17END（17側管理用通路）」は、正確には空港滑走路の北側先端部のことですが、今回は観光目線として、先端部だけでなく、そこまでの道中であるビーチも含めた、滑走路外周路込みの広範囲で紹介します。
正式な呼び方は“ワンセブン・エンド”とのことですが、地元の方に伺ったところ、”イチナナ”と呼ぶこともあるそう。
下地空港が真横にあるため、タイミングがいいと航空機の着陸の様子を超間近で楽しめます。
空港からはどうやって!?
「下地島空港」から「17END」への足はクルマ。定期運行バスなどはなく、観光客は基本レンタカー（またはタクシー）頼り。（ナビの機種や年式にもよると思われますが）目的地検索では「17エンド」と打ち込んでもヒットしない恐れがあります。
ナビへの確実な登録は「中の島海岸」で検索するか、ナビに備わる“マップコード”機能を利用して、ダイレクトに入力するのがベストです。
道自体はとても単純。「中の島海岸」の目の前の道を、ひたすら直進すれば到着するため、「中の島海岸」を目指して進むのが一番カンタンかと思います。
＊17ENDほか、県内の観光地を示すマップコードの一覧を、レンタカー会社が教えてくれる場合も。まずは聞いてみてください（ネット検索も可能）。
マップコードは、道の駅や観光案内所、お土産屋さんなどで無料配布されている観光ガイド小冊子などにも掲載があり、1冊もらっておくと便利かも。
下地島空港からはクルマで15分程度の距離。「伊良部大橋」経由となる「宮古島空港」からでも30分もあれば到着する距離と、それほど遠くはありません。
以前は空港を横目に外周路をクルマで侵入できたそうですが、沖縄県の公式発表によれば、“伊良部大橋開通後、「17END」をレンタカーなどのクルマが多く通行するようになり事故が多発。空港施設を囲うフェンスを損壊させる事故等が発生”したことを理由に、約2㎞に及ぶ一定区間を、2019年3月から全面車両通行禁止にする処置がとられました。
現在、公道の終点箇所に車両進入禁止の「柵」が設けられており、そこから先は徒歩となります。
クルマで行けるもっとも先の部分（柵の手前）に公式の無料駐車場がありますが、ざっと見て7,8台程度のスペースしかなく、（訪れる時期にもよりますが）ここに駐車するのはなかなか至難の業。
ハイシーズンである夏場は、多くの方が訪れるため、奥まで行かず、駐車場手前の路肩にクルマを停めてテクテクと歩く・・・というのが無難かもしれません。
写真先端部に駐車場がありますが、シーズン中はすぐに埋まってしまい、ご覧のように多くの方が路駐。観光バスのUターンスペース周辺部だけ避けて駐車あれ。混んでいる場合でも、ちょっと待っていると空くなど、回転率は良さそうに見ました。
ちなみに駐車場周辺には、観光シーズン中、キッチンカーが出店することも。「17END」周辺は日影になる場所がありませんので、水分補給などは入念におこなってください。トイレもありません！ 充分、ご注意を。
レンタル自転車も
レンタカー以外の移動手段として「レンタル自転車」という手も。「下地島空港」ターミナル内にレンタル自転車屋さん「しまそらBicycle Rental」があり、2時間1800円、1日で3000円でレンタル可能です♪ 同店は宮古島にも支店があり、片道利用の乗り捨ても可能とのこと！ 便利です。
絶景ビーチが広がる!
車両通行止めの柵から、最先端部にある誘導装備までは7,800mくらいあるそうですが、その道中、左手に広がるビーチは必見です！
沖に向かうに従い濃さを増す透明度の高いブルーの海が、通行止めの柵を越えた直後から始まります。
歩き始めはビーチはなく、ゴツゴツとした波消しブロックが盛られた高台の上から眺めるだけとなりますが、ちょっと進むと・・・。
ご覧のような白いビーチが！ 波も穏やかで、波打ち際に沿ってひたすら歩きたくなる、絶景が広がります♪
ちなみにビーチでは多くの方が思い思いの写真撮影などを楽しんでいますが、そこに降りるための専用の通路は（海水浴場を前提としていないため）整備されておりません。波消しブロックの段がもっとも低い安全そうな場所を狙って、ゆっくり降りてください。
波消しブロックを渡る際、充分気をつけてくださいませ。ヒールの高い靴などは大変危険です！
白いビーチは、海が綺麗と言われる宮古島周辺エリアでも、とくに綺麗と評判。潮の満ち引きにより、タイミングが悪いとビーチに降りれず（現れず）・・・ということもありえます。例えばハイシーズンである夏場は、11時頃から午後2,3時くらまでの干潮時がベストかと思われます。
抜群の開放感。延々と広がる青い海に向かって、思わず叫びたくなる方もきっといるはず！
海はとにかく透明度が高い！ 忘れがたい絶妙なグラデーションがなんとも絵になります！ 足元をよーく見ると、小さな魚に出会えることも。レジャーシートを敷いてゆったりと波の音を聞き、まったりと癒されちゃってください♪
ちなみにビーチには、ライフセーバーほか、監視員さんはおりません。「遊泳禁止」という情報もありますが、現地ではとくに明確に禁止を呼びかける看板等はありませんでした。
実際泳いでいる方もチラホラいるなど、自己責任という意見も。ただし、潮流は穏やかな見た目とは裏腹にかなり速いそう。
ビーチには、周辺含め、着替えスペースやシャワー、トイレ、パラソルレンタル等、海水浴設備は一切なく、遊泳はオススメしません。波打ち際の散歩程度で済ますのがベストかと思います。くれぐれもご注意あれ。
航空機が超間近に！
先にご紹介した通り、空港が真横にあるため、LCCの定期便等の離発着の様子も楽しめます。なかでも「17END」最先端部にある誘導設備付近では、自分の真上を巨大な飛行機がゴーっと音を立てて通過！ これは圧巻ですヨ〜。
「17END」は航空機ファンの方にも有名なスポットとのことで、今回も本格的な機材を抱えたカメラマンさんたちがベストショットを狙って撮影されておりました♪
「下地島空港」は定期便の離発着だけでなく、パイロットの訓練空港としても利用されており、今回訪れた当日は、偶然にも香港の「キャセイパシフィック航空」が訓練を実施。何度何度も離発着を繰り返しておりました！
中の島海岸（ビーチ）に寄ろう
「17END」へ向かう道中にある「中の島海岸（ビーチ）」もぜひお立ち寄りあれ。
道沿いにある駐車場らしきスペースにクルマをとめ、徒歩で脇道を下って30秒。ゴツゴツとした道の先に海岸があります。どことなく冒険心を掻き立てる、岩壁に囲まれた海岸です。
海岸はサンゴの残骸や岩など、かなりゴツゴツしており、裸足で歩けるレベルではありませんが、海の透明度は高く、子どもウケはかなり良さそう。シュノーケリングスポットとしても有名とのこと！
浅瀬もあり、小さいお子さんでも楽しめます♪ ビーチサンダル等、脱げにくい履き物は必須です。
浅瀬にいても、かなり多くの魚に出会えます。
人気の海岸ですが、ここにもシャワーやトイレなどの設備はありませんのでご注意を。
レポートまとめ♪
・澄み渡る海と青い空を満喫できる、沖縄有数の絶景！
・干潮時は白いビーチにも降りられます！
・航空機の離発着が、超間近で楽しめる
いかがでしょう!? 成田から直で行ける沖縄・下地島。その空港脇にある絶景スポットは、行かねば損！ 絶景がアナタを歓迎してくれます！
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