2024.11.22

特集記事

文・写真: 山さん
2022.09.15

『タイガー 真空断熱ボトル』 衛生的で軽く、日常使いに特化した新製品が2種類同時発売! それってどんなもの!?

タイガー 抗菌ボトル ストロー 真空断熱ボトル

好調に売れている国産初の「炭酸対応ボトル」で話題のタイガーから、2022年9月21日、新製品が2種類同時に発売されます! 炭酸ボトルが期待を裏切らない仕上がりだっただけに期待値は嫌でも高まりますが、今回はいかに!? 実際に使った印象も忖度なしに紹介していますので、購入の参考にどーぞ。

*掲載内容は2022年9月時点の情報で、内容を保証するものではありません。

*掲載写真は特記あるもの除き、すべて編集部による。

『タイガー・真空断熱ボトル MCS-A&MCT-K』とは

タイガー 抗菌ボトル ストロー 真空断熱ボトル

2022年9月21日に一斉発売される新作ボトル「MCS-A050」(写真左)、「MCT-K(シリーズ)」(写真右)。ともに見た目は至ってシンプル!

2022年1月21日に発売した国産初の炭酸対応ボトル「MTA-T050/080/120/150」が、予想を超えるビッグヒットとなっている「タイガー魔法瓶」が発売する新作の真空断熱ボトル。つまり、水筒です!

炭酸対応ボトルは、目標出荷であった10万本をわずか3ヶ月でクリアし、同年7月20日時点で16万本を達成(パチパチ〜)。業界誌で上半期のヒット大賞にも選出されるなど話題を集めていますが、これまで多くなかった男性陣、とくに年齢層の高い方へのユーザー層拡大に大きく貢献しているんだとか。

一方、今回新たに発売する新製品2品は、さらなるボトルユーザー層の拡大を狙うべく、とくに「女性視点」で製品を開発。タイガー魔法瓶が独自に行ったリサーチによると、近年はコロナの影響もあり、“より清潔に使いたい”という衛生意識がかつてないほどに高まっているそう。

と同時に、女性がボトルを購入する際に注目している点も調査。すると、とくに「洗いやすさ」を重視する傾向が強いという結果が出たそう。これは「容量」に次ぐ注目ポイントで、「軽さ」や「価格」よりも優先順位が高い結果とのこと。

それらを踏まえつつ企画されたのが、今回の新製品。「MCS-A」と「MCT-K(シリーズ)」には、もちろん個別の特徴がありますが、じつは共通ポイントも多い、いうなれば姉妹モデルなんです。といえますが、具体的にどこが同じかといえば・・・。

ともに抗菌加工仕様!

新作2品は、「衛生意識」の高まりを受け、構成部材の一部を抗菌加工。雑菌に強い仕様になっています! それはこの写真(↓)を見れば明白。抗菌加工ありとなしの比較では菌の増殖が雲泥の差。加工なしが時間とともに菌が増えることに対し、加工ありは圧倒的に増えにくいんです。

タイガー 抗菌ボトル ストロー 真空断熱ボトル

素材/タイガー魔法瓶

ただし誤解は禁物。これはあくまでも「抗菌」であり「殺菌」ではありません! つまり、菌自体の付着を防止したり、付着した菌を死滅させる効果はありません。菌自体の付着は防げません(← ここが重要)。

加工なしの製品よりも、菌の“増殖”を押させられるため、衛生的という意味です。ご注意ください。

タイガー 抗菌ボトル ストロー 真空断熱ボトル

ボトルの底は新作2品ともに、樹脂性として静粛性に配慮。抗菌加工は底面にも施しているそうです!

ともに防汚力の高い特殊加工あり!

さらに新作2品は、直接飲料が接するボトル内部の仕様も違います。大ヒット中の炭酸対応ボトルでも採用されている「スーパークリーンPlus(プラス)」加工という、内壁がつるつるになる加工を施しているんです。一般的なフッ素コートではなく、環境への配慮から、独自の研磨技術で対応しています。

タイガー 抗菌ボトル ストロー 真空断熱ボトル

「スーパークリーンPlus」とは、内壁を研磨し表面をキレイに整える、汚れやニオイをたまりにくくする加工(定着抑制加工)。防錆性も増しスポーツドリンクにも対応! 素材/タイガー魔法瓶

タイガー 抗菌ボトル ストロー 真空断熱ボトル

加工前後の違いは明快ですよね! 「加工なし」はステンレスの表面がくすんでいるように見えますが、「加工あり」は凹凸がフラットとなると同時に鏡面風に。このひと手間が大きな差になるんです。汚れやニオイが付着率の少なさは、洗いやすさにも好影響が。

ともに軽量加工済み!

さらに、さらに共通の特徴が、その軽さ。内側の筒のステンレスに、特殊なローラーをあてながら伸ばして鍛えるスピニング加工を実施。本来0.3㎜の厚さがを(強度を確保しつつ)0.08㎜まで薄くすることで、ボトル自体を軽くしているんです。

新作2品では、同サイズで「MCS-A050」は230g、「MCT-K050」は210g。実際持ってみると一般的なボトルよりも軽いことがわかるはず。

タイガー 抗菌ボトル ストロー 真空断熱ボトル

スピニング加工により、板厚は約1/3にゲイン。重さは約100gくらいゲインする。また、外側の筒にも同じ加工をすればもっと軽くなるのでは!? と思えますが、ここまで薄くすると強度が保てず、握った際にグニャっと凹んでしまうためできないとのこと。ちなみにスピニング加工は、現在タイガー魔法瓶が販売するボトルの約7割で採用されているそう。

ボトルの洗浄は!?

スーパークリーンPlus加工されたボトルでも、洗い方に注意することはなし。100円ショップなどで売っているボトル用ブラシや、洗剤を使ってOKとのことです。

それでは早速、各新製品を個別に紹介します!

新製品① 【 MCS-A050 】

タイガー 抗菌ボトル ストロー 真空断熱ボトル

「MCS-A050」の最大・最強の特徴は、専用ストロー付きであること!

タイガー 抗菌ボトル ストロー 真空断熱ボトル

これは、日本はもちろん、世界各国で広がっている「脱・プラスチックストロー化」の一環。専用ストローは、汚れやニオイが残りにくく、強度も高いステンレス製。先行発売したASEANや中華圏でも好評とのこと。

ボトルを傾けず飲めること、マスクをしていても飲みやすいことも大きなメリットです! ストロー付きはこれまでビニールのような樹脂性しか経験がありませんでしたが、ステンレス製のためかっちりとしており、縁にリブが付くなど、思っている以上に抵抗なく使えると思いますヨ。

ちなみにステンレス製ストロー付きは、国内初です!

*ストロー内は「スーパークリーンPlus」加工は施されていません。

ちなみに傾けて飲むと、空気抜け穴からドリンクが漏れることがあります。傾けての利用はナシで! そもそもドリンクがストローの高さより低くなると、傾けてしまうと飲めません・・・。

【注意】このストロー式は「保冷」専用(コールド)です! 熱いドリンクではやけどの危険があります。

フタの開け方は「片手でワンプッシュ!」

↓画像が切り替わります

タイガー 抗菌ボトル ストロー 真空断熱ボトル

上蓋にある丸いリングのような部分(ループせん)に注目。そこにあるボタンを押して、くるっと回すように開くだけ。カンタン! 片手でできる点がポイント。ちなみにせんやふたは抗菌加工済です! ループせんの搭載はダイガー初。

実際に使ってどう!?

「ループせん」と呼ぶこの構造自体がはじめてであったこともあり、少々違和感はあります。が、それも慣れの問題かと。閉める場合は、逆パターンではなく、上蓋の超天部を押したほうが確実です。ここに指をかけて持ち歩きたいところですが、なにかの拍子にボタンを強く押すとも限りませんので、やめた方がよさそうですヨ。

大いに気になる!「メンテナンス性」は?

タイガー 抗菌ボトル ストロー 真空断熱ボトル
タイガー 抗菌ボトル ストロー 真空断熱ボトル

気になるメンテナンスですが、各種パッキンなどのパーツ自体は比較的簡単に脱着できます。・・・が、少々パッキンやパーツが多いかも。全部分解するにはそれなりの時間が・・・(泣)。ここは正直意見が割れそうです。

*パッキンは抗菌ではありません。

タイガー 抗菌ボトル ストロー 真空断熱ボトル

ついつい押してみたくなる上蓋中央のオレンジのボタン風のものですが、これもパッキン。説明書によれば、外側から強く押して取り外すとのことですが、これが恐ろしいほどにカ、カタイ・・・。今回は取り外せませんでした(泣)。

大いに気になる!「しっかり飲める」の?

タイガー 抗菌ボトル ストロー 真空断熱ボトル

ストローは底まで届いているの!? 全部飲めるの!? と思えますが、実際ストローをはずして並べてみると、底の厚さを考慮しても1㎝弱くらいのストローが本体よりも短くなっています(実際には内側のボトルもあるため、さらに差は少ないはずですが)。

そこで実際にドリンクを入れ試してみましたが、ストローなしや、後述するもう1つの新製品「MCT-K」に比べれば、多少残ります。どうしても最後まで飲みきりたいんだ! という方は蓋をはずして飲みましょう。

サイズは!? カラーは!?

タイガー 抗菌ボトル ストロー 真空断熱ボトル

ストロー付きの「MCS-A050」は、容量0.5Lのワンサイズのみ! なんでも0.5Lは業界でもっとも売れるサイズとのことで、まずはそこからリリース。反響次第ではサイズ拡大もあるかも!? とのこと。 色は落ち着きのあるご覧の3色。

ちなみにサイズは高さが24.5㎝、ボトル底の幅が6.6㎝。個人的な印象では、このサイズでも日々持ち歩くにはやや大きいかも。もう少し小さいサイズも欲しいところです。

気になる価格は!? いかほど!?

なんだかんだといっても気になる価格は・・・

6500円(税込み7150円)

販売店舗にこれよりも安く手に入る可能性がありますが、メーカー希望小売価格は 7150円です!

新製品② 【 MCT-K035・K050・K060 】

タイガー 抗菌ボトル ストロー 真空断熱ボトル

一方、直接口を付けて利用する「MCT-K(シリーズ)」の最大の特徴は、せんだけでなく、外側ボトル本体も抗菌加工されていること! 菌の増殖を抑える効果が、より強くなっているんです。

タイガー 抗菌ボトル ストロー 真空断熱ボトル

利用する際、頻繁に触るボトル本体が抗菌仕様となっているため、より衛生的に使えるんです♪ 使い続けるうちに受ける小傷等のダメージでも、抗菌効果が落ちることはないそう。

ボトル表面に塗布する塗料の中に抗菌剤を練り込んでいるため、先述したストロータイプ「MCS-A050」よりもわずかにザラついています(パウダーコーティング塗装)。その影響からか、日が当たる場所に置いておくとストロータイプよりも表面温度が明らかに上がります。場合によっては、「アチッ」となることも。ご注意を。

コレ、気になる

先のストロータイプも含め、このMCT-Kシリーズに採用されている抗菌加工ですが、実際問題、ユーザーがその効果を体感できるシーンはあるの!? かと、みなさんが感じるであろう疑問をメーカーにぶつけてみましたが、残念ながら一般ユーザーが生活のなかで差を感じることはないと回答でした。気持ち的な優位性はあると思います!

フタは自動ロック! 片手ワンプッシュで開く!

↓画像が切り替わります

タイガー 抗菌ボトル ストロー 真空断熱ボトル

「MCT-K(シリーズ)」は、ふたを閉めると自動でロックがかかる特別なオートロック機能を搭載。一般的なボトルのようにふたを本体側へカチッ音がなるまで閉めるだけの操作ですが、一般的なロックでは、鞄の中の荷物が当たるなど、なにかの拍子にボタンに圧力がかかるとロックがはずれる可能性がありますが、この「MCT-K(シリーズ)」でロックをはずすには、

ボタンを指で抑えながら下へスライド

さらに押す

の2アクションが必要なんです!

ボタンのバネがやや強めですが、慣れるまでもなくすぐ順応できるはず。片手で利用できます!

大いに気になる!「メンテナンス性」は?

タイガー 抗菌ボトル ストロー 真空断熱ボトル

定期的に洗浄したいパッキンは、上ふた側、下ふた側の2個。脱着も特別難しくありません。飲み口部分も、簡単操作でハズせます。サッサと分解、洗え、組み立てと、メンテナンス性は高いです!

ちなみにこの「MCT-K(シリーズ)」は、パッキンも抗菌仕様です!

サイズは!? カラーは!?

タイガー 抗菌ボトル ストロー 真空断熱ボトル

容量(サイズ)は、「0.35L」「0.5L」「0.6L」の3種類。カラーはご覧の3色が基本です。

タイガー 抗菌ボトル ストロー 真空断熱ボトル

売れ筋となるであろう「0.5L」のみ、その3色に加え、ご覧の「マリンブルー」と呼ぶ青系の色が選べます!

サイズは(0.5Lモデルで)高さが23.1㎝、ボトル底の幅が6.6㎝。先述のストロー式とボトル本体の大きさは同じです。「MCT-K(シリーズ)」は「保冷」「保温」両方対応。コールドにも、ホットにも使えます♪

気になる価格は!? いかほど!?

気になるメーカー希望小売価格は・・・

0.35L/5500円(税込み6050円)
0.5L/6000円(税込み6600円)
0.6L/6500円(税込み7150円)

です!

これも確認してみました♪

タイガー 抗菌ボトル ストロー 真空断熱ボトル

大ヒット中の炭酸対応ボトルが、一部車種で純正ドリンクホルダーに固定できないという欠点があることから、今回も念のために確認してみたところ。炭酸対応ボトルに比べ幅が6.6㎝とスリムなため、ドリンクホルダーに固定できました。

ホルダーサイズは車種や場所により異なるため、一概にすべてOKかはわかりませんが、もっとも利用頻度の高い運転席右側のホルダーはおそらく多くの車種で対応できそう。

クルマ利用が多い方はそこも注意しておくといいかもです!

レポートまとめ♪

タイガー 抗菌ボトル ストロー 真空断熱ボトル

MCS-A050

・大きく傾けずスマートに飲めるストロー式
・マスク着用時でも飲みやすい♪
・片手で開けやすいループせん搭載

MCT-K(シリーズ)

・せんやパッキンだけでなく、ボトル本体にも抗菌加工が
・安心安全の自動ロック機能搭載

両モデル共通

・各部抗菌加工で衛生的
・内側ボトルの内壁を特殊研磨加工で汚れ・ニオイがついにくい
・素材を伸ばして使う特殊加工で軽量化を実現

いかがでしょう!? どちらもそれぞれに特徴がありますが、今回2商品を実際に数日使ってみて感じたことは、実際に「飲む」という面ではストロー式の「MCS-A050」が、洗浄面などのメンテナンス的には直飲みの「MCT-K(シリーズ)」がという印象。総合的に考えると、抗菌作用をより広範囲に受けられ、サイズも選べる後者がオススメかも!? みなさんはどちらが気になります!? あ、念のためですが、両者ともに「炭酸」は非対応です!

炭酸対応ボトルの情報はコチラヘ!

今回ご紹介した記事は 

 いかがでしたか?

以上、お出かけ情報満載のウェブメディア「オソトイコ」がお届けいたしました。関東1都3県ではこのほかにも楽しいイベントや気になるお出かけスポットがたくさん!オソトイコではそんなお出かけに役立つ情報を日々集めてお届けしております。今後もぜひ活用してくださいね!

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この記事を書いた人

山さん

娘と一緒にハイキングや登山を楽しむ日を待ち望む、ただの編集者。

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