『新型カキノタネ』 思わず”おおおお〜”となる、話題性抜群の柿の種、ご存じですか!? ク・ル・マのカタチです!
世の中には様々なコラボフードがありますが、意外性、話題性の高さでいえばこの柿の種も負けてません! クルマファンのみならず、思わず「へぇ〜、こんなのあるんだぁ」と手に取ってみたくなる話題の米菓子『新型カキノタネ』。見つけたらぜひ買ってみてください!
*掲載内容は2020年10月時点での情報で、内容を保証するものではありません。
*掲載写真は一部除きすべて編集部による。
「新型カキノタネ」とは!?
伊勢原市が推進する地域特産品のPR活動「伊勢原うまいものセレクト」(47業者81品目)の新商品として、2020年7月7日から発売が始まった「新型カキノタネ」は、伊勢原市地元の食品メーカーである「龍屋物産」と「日産自動車」がコラボして商品化された米菓子。
日産自動車の技術開発拠点である「日産テクニカルセンター」が企画に参加し、ファンにお馴染みの日産車23車種のシルエットを、柿の種で再現したという話題作なんです!
企画にあわせ、日産自動車の総合研究所の試作部が、豊富なバリエーションを1度に型抜きできる特別な”抜型(金型)”を製作。
CAD/CAM 設計と自動切削機を活用したオールニューの抜型は、柿の種史上初の試みなんです。
最大の話題は、柿の種のカタチ!
なんといっても話題はそのカタチ。パッケージを見ても判る通り、柿の種1つ1つが、ご覧のように日産車のカタチに!
近年の日産車だけでなく、日産のブランドイメージを強く印象づける往年の名車たちもその対象です。
その数、なんと23車種! 今回買った「全車種掲載パッケージ」であれば、開封する前に、車種を確認できますが、実際どんなクルマが入っているのかご紹介すると・・・・・・。
■写真提供:日産自動車
1933年発売の「ダットサン12型 フェートン」を筆頭に、主に60年代以降の各年代の代表的なクルマが選抜されています。
龍屋物産によれば、車種選択は現行車に関しては日産自動車が独自に行ったそうですが、旧車の一部に関しては龍屋物産からもリクエストを出したそう。“ケンメリ(スカイライン2000GT)”は絶対入れたいなど、開発メンバー陣の強い意向も反映されているそうで、パッケージデザイン含め、デザインに関してはすべて日産自動車側が行ったそうです。
どんな仕様!?
価格は1つ500円。今回編集部は圏央道の「厚木パーキングエリア」で購入しましたが、販売元である龍屋物産に確認したところ、伊勢原市内の飲食店や中日本ハイウェイPA&SAなど、現在約40箇所以上で販売中とのこと。
さらにこのボトルのカタチに注目。
ボトルはドリンクやアルコールの「350ml缶同等」サイズ。自宅やオフィスで摘まむのはもちろん、ドライブの最中に楽しむこともできるんです♪
パッケージは3種類!
■写真提供:日産自動車
表のパッケージはご覧の3種類。価格や中身はすべて共通です。龍屋物産によると、「スポーツカー」(写真右)→「全車種掲載」(中央)→「水色パッケージ」(写真左)の順で売れているそう♪
ちなみに各パッケージの正式名称なないそうです。
ではでは、いざ開封♪
開封はドリンクの様なプルタグや、イージーオープンエンドと呼ばれる缶切り不要の缶詰タイプではなく、フタ式。
ボトル上部にあるミシン目からベリベリッと包装紙を剥がし・・・
溝付きのキャップを、カパッと開く。あとは湿気防止の保護シートを剥がすだけと、じつにシンプル。
剥がしたあとは、まずは香りを堪能あれ ↓
う〜ん、まずその香がいーんです♪
で、早速皿の上に全部持ってみました♪
第1印象は、ピーナッツ含め、柿の種自体が比較的大きめなこと。実際計ってみたところ・・・・・・
クルマのカタチにより若干の違いはあるものの、おおよそこのくらい。
一般的な柿の種に比べ、1つ1つにしっかりとタレが染みこんでいる印象で、わずかに指に貼り付く感じ。
クルマはどのくらい入っているのか、確認してみました♪
せっかくなので、全23車種を自分の目で確認したい! と思い、挑戦!
が、数が多く似ている形状もあり、さらに色、テカリも同じなため、途中で挫折・・・。
龍屋物産に確認してみると「おおよそ入っているものの、すべて入っているとは限りません」との回答でした。
パッケージを見ると、ちゃんと書いてありました(汗)。
ちなみにこの注釈欄にある「大山」とはコチラ↓
23の日産車のほかに、伊勢原のシンボルともいえる「大山」を象った特別ピースが1つ含まれているんです。つまりカタチのバリエーションは全24種類ということです!
【リアルなカタチの秘密がコレ!】
クルマ好きにとっては「おおお〜っ」、そうでない人でも「なにこれ〜っ」となるであろう、誰が見てもクルマと判るそのカタチ。
通常 “1つのカタチは、1つの金型” で行うのが普通とのことですが、今回のプロジェクトでは、“異なるすべてのカタチを1つの金型で抜く”という、常識を越えるアイディアを駆使し商品化したそう。
それを可能にするためは相当苦労を要したとのことですが、日産自動車と龍屋物産の担当者が、柿の種の実製造を担当する「竹内製菓」を訪れ、現場の職人さんの意見も聞きつつ、最新の技術力と柔軟な発想で乗り越えたといいます。
で、その抜型がコチラ↓
■写真提供:日産自動車
文言にもあるとおり、複数のカタチを1度で抜けるこの「単型多車種」抜型による同時型抜きは、まさに柿の種“史上初” なんだとか。
商品名にある「新型」とは、最新の技術と製造法を駆使した意味での“新型”であると同時に、自動車業界でよく目にする「新型〇〇〇、発売!」のようなキャッチコピーもさりげなく意識したそう。
実際何粒入っているのか数えてみました♪
いちいち数えなくても・・・・・・との声も聞こえてきそうですが、一応参考までに。
で、今回買った現品での内容がコチラ。欠けているものがあり、数値はおおよそですが、柿の種78個:ピーナッツ18個程度入っていました。
おおよそ8:2の割合ですが、これは単純にピーナッツの“数”の割合。
龍屋物産発表の“重量”比率では、柿の種7:ピーナッツ3。どの製品も基本この配分で出荷されているようです。
そもそも、味はどんなカンジ♪
なんだかんだいっても、気になるのがその味ですが・・・
娘「いっただきまーす!」
(娘、パクパク、モグモグ)
お父ちゃん「どんなカンジ!?」
娘「おいしー。なんかすごい食べやすいヨ」
お父ちゃん「辛くないでしょ!?」
娘「うん、全然大丈夫」
お父ちゃん「な家族みんなで、誰でも食べれるように、唐辛子の量を半分くらいに抑えてあるんだって」
娘「ピーナッツもおいしいヨ♪」
(お父ちゃんもモグモグ)
お父ちゃん「確かに、このバターピーナッツもうまい〜。粒も大きいしネ!」
・・と、イッキに食べるにはもったいないと判っていつつも、親子2人で僅か20分程度で完食してしまいました〜(もう少しゆっくりと、味わって食べれば良かったと、少し反省)。1粒1粒が適度な大きさであることもあり食べ応えがあります!
タレがしっかりかかっているため、少し歯に付きやすい印象ですが、食べ始めると止まらず・・・。食べ過ぎにご注意を♪
最後に、そのほか気になることを龍屋物産の広報担当に直撃!
実際、反響は!?
「“柿の種”という、そのものズバリなあのカタチ自体を、コンセプトから見直したことへの驚きのほか、日産自動車さんがわざわざ抜型まで製作して参加したことへの驚きがとくに大きくありました」
製品化までどのくらいのお時間が!?
「約1年ですね」
今後通販の予定は!?
「弊社のオンラインショップでの取り扱いは未定ですが、日産のオンラインショップでの展開を検討中です」
3つのパッケージをまとめたセット販売の予定は!?
「現状ありませんが、検討中です」
“加工者”が御社、“製造協力”が竹内製菓とパッケージに。
どういった位置関係でしょうか?
「柿の種の実生産が竹内製菓さんで、バターピーナッツと配合しパッケージングしているのが弊社です」
いろいろとご回答いただき、ありがとうございました!
今回のレポートのまとめ
見て、買って、食べて思ったこと!
●まず第1に「それどこで!?」となるなど、ネタとして絶好!
●クルマ好きだけでなく、子供ウケもいーんです♪
●手にしたカタチがなんのクルマが言い当てたくなる
●とがった味でなく、子供にも丁度いい甘みあり
●パッケージも3種類と、好みで選べる♪
●車載ドリンクホルダーに入るため便利♪
今回ご紹介した記事は
いかがでしたか?
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